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当事務所は現在「成年後見」業務に力をいれています。
認知症や精神的な病気などで、判断能力が衰えてしまった方の代わりに、金銭管理、生活費の支払など、経済面・法律面をサポートする業務です。
当事務所では、成年後見に関して丁寧に適切なサポートを行います。
成年後見申立ての書類作成のご依頼はお電話またはメールにて随時承っております。
当事務所にお任せ頂ければ、以下のメリットがあります。
成年後見の手続きをすべておまかせいただけます
難しい法律や手続き方法を調べる手間が省けます
たくさんの必要書類を集めるわずらわしさから解放されます
裁判所への申立時に司法書士が同行するので安心です(大津家裁)
スピーディーで間違いの無い手続きができます
実際に司法書士が担当するので、今後についてのアドバイスも受けることができ、 あなたをサポート致します。
現状についてお話を伺います。
お話の中で不明点、不足部分についてはメールやお電話にて伺います。
次に、必要な書類(通帳のコピーなど)をご提出頂き、申立書類を作成します。
そして、ご相談者の予定に合わせて裁判所へ面談の予約を入れ、司法書士が一緒に裁判所へ同行(付加サービス)し、申立手続を行います。
成年後見相談事例01
サラリーマンのMさんが父親の認知症に気付いたのは、父親の家を1カ月ぶりに訪問したとき、ある契約書をみたときでした。
何の問題もない床下の改修工事を行う契約でした。
父親に聞いてもなんでこんな契約をしたのかも覚えていないし、何のことかわからないとのことでした。
埒が明かないので工事業者に電話し、工事キャンセルの旨を連絡しましたが、キャンセル料金が発生するとのことでキャンセル代金を支払いキャンセルしました。
Mさんは、これから再度このようなことがあると金銭的な負担も強いられ、問題がでてくる可能性が高いと判断し当事務所に来られ、後見の申立てを依頼されました。
成年後見相談事例02
結婚し、大津市から離れたKさんが母親の異変に気付いたのは、お盆に帰省した夏のことでした。
父親が数年前に亡くなり、母親は実家で独り暮らしをしていたので寂しいだろうと、度々、母とは電話で連絡を取り合っていました。
「最近少し物忘れがあるのよ。もうお婆さんやわ。」等といつもの会話とは別に何度も繰り返される同じ話に母親への不安を感じ始めていました。
帰省した際、実家にある大量の荷物に驚きました。
沢山の布団や座布団があるではありませんか!?
これは、違法業者に送り付けられたのだと思い、けやき司法書士事務所さんに連絡し、相談しました。
先生は、『送付書に記載されている業者に連絡をとります。』とのことで連絡をとってもらいました。先生からの返事は『通常の業者さんのようですよ。』とのこと。
普通に母親が注文していたのです・・・。
業者さんへは事情を話して、一部の契約をキャンセルをしてもらい和解できましたが、支払わないといけない布団代だけでも20万円近くになっていました。
そこで、先生にKさん自身が常時母親を看ることができないのであれば、後見の申立てをするのはどうかとすすめられ、申立てをすることになりました。
後見が開始された後は、このようなことがあったとしても契約をすべてキャンセルすることができるので少し安心できます。
成年後見相談事例03
アルコール依存症のBさんと認知症気味の体の弱い母親Hさん。
Bさんは、アルコール依存症で施設入所を繰り返す重症患者です。
アルコール依存症で精神科へ通いながらも母親のこれからが心配でアルコールに逃げ、また繰り返される入退院という最悪のサイクルを繰り返しておられました。
Bさんは、債務整理で当事務所へ相談に来られたのですが、このような生活を過ごされていましたので、Hさん保護のためにも、後見申立てを行い、法的にも福祉サービスがキチンと受けられる環境を整えることにしました。
成年後見相談事例04
亡くなった父親の不動産を売却したいと相談に来られたFさん兄弟。
売却手続きには、遺産分割協議でFさん兄弟のお母様Tさんに持ち分を集め、Tさんが不動産を売却する予定でした。
お母さんはその売却資金を使って老人ホームへ入所される予定とのことでしたが、この母親が認知症でした。
遺産分割協議さえもできない状況であることが分かり、後見人を選任し遺産分割手続きが行われました。
その後は、無事、不動産を売却でき、特別養護老人ホームへ入所することができました。
成年後見相談事例05
精神分裂症を16歳で発症した息子Mさんをもつ母親Hさん。
尊属に精神分裂症の方がおられる家系には将来的に分裂症になってしまう子が誕生する可能性が比較的多いようです。
息子Mさんが分裂症を発症してから約40年になり、Hさんがずっと面倒を看てきました。Hさんの子供は4人おられるのですが、Mさん以外は女性で婚姻して家を出ていてMさんの面倒は看ることができない状況です。
Hさんも80歳になり、自身が亡くなった後、息子の面倒を誰に看てもらったらいいのか、不安な日々を過ごされていたようです。
Hさん自身が被後見人になった場合や自身が亡くなった後、Hさんの将来をどう看ていってほしいか等、相談を受けました。
Hさんは、任意後見契約を考えたい。とのことです。